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ニッチェ

 投稿者:土生  投稿日:2006年 4月 6日(木)00時37分57秒
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  「ニッチェ」とは、生態学の用語で、「生態的地位」と訳されています。
今は、生態学の元祖エルトンなんかが使っていた意味とは少し違って
ハッチンソンが言い出した、「それぞれの種が生存するのに必要な複数の生態的環境条件を色々調べて
n次元空間に例えた場合、そのn次元空間で完全に一致する種は共存できない。」という考えなんかで
その空間を「ニッチェ」と呼びます。
その後、マッカーサーなんかの群集構成理論で
どのくらいニッチェが重なれば種が共存できないかといった議論が行われました。
簡単にいえば、その種の生息場所の特徴といった感じでしょう。
例えば
同じタマゴヤドリコバチでも松林なんかの林地を好む種と、畑地を好む種、水田を好む種なんかがいて
生物的防除に使う場合、それぞれの好む生息場所を選ぶべきだといった場合
これら3種は「ニッチェ」が違うということになります。

生態学者はアバウトな人が多いので、この用語も人によって少しずつニュアンスが違う場合があります。
ニュアンスの違いが論争のもとになったりもします。
niche という語の感覚も「隙間産業」というようなときの「隙間」というようなものでしょう。
大手産業が気がつかないようなちょっとした商品で、ベンチャー企業が成功した場合など
「ちょっとしたニッチェが空いていたとこにうまくもぐり込んだネ。」といえます。
ニッチェが完全に重なっていると競争で負けてしまいます。

*九大の高木さんの文章を引用しました。
写真ではないですが、アリにも関連する用語として憶えておくといいです。
 
 
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