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え〜い、一口紹介だ!

 投稿者:作家モト  投稿日:2009年 7月 4日(土)09時35分0秒
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  最近、お店では「フォーク」がマイブーム。団塊世代のオジさんが若い頃、ロックよりも身近な
存在として周りに「あった」のが「フォーク・ソング」。懐かしさと、ほろ苦さと、若気の至り
がミックスしたような気分を噛みしめながら、聞き惚れています。
以上、今週もグレローニュースは、USO800Khzでお送りしました。

                  
相変わらず、買い込む量が、読む量を大幅に上回って、課題図書が溜まる一方です。
(本が売れない、なんてどこの世界の話かと思います。)

というわけで、最近読んで面白かった数冊を、まとめて一口紹介することにします。

<アンティキテラ 古代ギリシャのコンピュータ>(ジョー・マーチャント 文芸春秋)
1901年、ギリシャのアンティキテラ島の沖の沈没船から、ブロンズの奇妙な機械が引き上げ
られます。

100年以上にもわたる研究の結果、それは、2000年以上も前に作られたもので、何十とい
う歯車を複雑に組み合わせて、太陽、月、星など天体の運行を予測する「コンピュータ」らし
い、というのが現在では定説になっています。当時、既に天文に関する正確な知識を持っていた
ことに驚く一方、例えば、歯の数が223(素数)の歯車を作るという技術力の高さにもため息
が出るばかりです。
仕組みの解明を巡る先陣争い、功名争いなど人間くさいエピソードもたっぷりで楽しめます。

<打ちのめされるようなすごい本>(米原万里 文春文庫)
ロシア語通訳というより、エッセイストとしての活躍が目覚しかった氏が亡くなる直前までの
10年分の書評集です。速読が特技だそうで、一日に7冊くらいは読んでいたらしい。

しかも、対象はというと、新旧ロシア、イスラムとキリスト教、アメリカの世界戦略など、グ
ローバル、広範かつヘビーなものばかり。ちょっと気になる本に付箋をつけていたら、付箋だら
けになりました。
癌の告知を受けてから、癌に関する本を徹底的に渉猟して、病に立ち向かう雄雄しい姿には思わ
ず粛然としてしまいました。合掌。

<イチローの流儀>(小西慶三 新潮文庫)
数多い「イチロー本」のひとつですが、著者は、共同通信の記者で、イチローの番記者的な存
在。超人的な技術、精神力など語り尽くされた感がありますが、知られざるエピソードとして、
イチローの用意周到さに触れた部分が興味深い。

オリックスに入団して数年の頃、既に将来のメジャー入りに備えて準備をしていたというのだ。
広いアメリカでの移動には、時差が付きまとう。また、試合が延びたりなど、いろんな状況で一
睡もせず、試合に臨むケースが想定されます。
そのための準備として、(ペナントレース中は無理ですから)オープン戦の前日、わざと一睡も
せず、試合に臨むというシュミレーションをやっていた、というのです。
その経験と自信が、メジャーでも生かされて、結果を出せた、というのですが、、、、
とにかくすごい選手です。

<ミニコーナー>
引き上げられたアンティキテラの歯車(左)と想像復元図(右)です。
 
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