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テレビの行き着く先

 投稿者:作家モト  投稿日:2009年 6月13日(土)10時08分32秒
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  偶々、兵役制度が話題になりました。国民皆兵とまではいかなくても、一定期間兵役
とか訓練を義務付けている国は多い。
「スウェーデンもそういう国なんだけど、国際的なスポーツ選手とか、優秀な学生、
研究者などは、その義務が免除される制度があるの。だけど、その見返りとして、課
せられることがあるのね。」とマスター。はて?
「スポーツ選手の場合だと、引退後でいいんだけど、一定期間、自分の得意分野を子
供たちに無償で指導したり、教えたりしなきゃならないのよ。」
「自分の得意分野で、次代の育成という世の中への貢献が出来るわけだから、いい制
度ですねぇ〜。」
以上、今週もグレローニュースは、USO800Khzでお送りしました。
                  
さて、今週は、「テレビの青春」(今野勉 NTT出版)をご紹介します。

「題名から内容を誤解してはならない。「三丁目の夕日」のような感傷は断片すらない。
あるのはすぐれて今日的な問題関心である。これからのテレビメディアはどうあるべ
きか?東京放送の草創期の社員で、のちに日本初のテレビ番組制作会社「テレビマン
ユニオン」を創設した著者がこの問題を解こうとする。」(09年4月20日付 読売
新聞掲載の井上寿一氏(日本近現代史家)の書評の冒頭引用)

これ以上の紹介は蛇足とも思うのですが、そうもいきませんので、感想やらをまじえ
て、書いてみることにします。

1959年に著者が入社した放送局が「ラジオ東京」(現TBS、当事、テレビ部門
は、一般に「ラジオ東京テレビ」と呼ばれていた。)というのが何より象徴的。当時、
電波メディアの主役は、あくまで「ラジオ」であった。また、映像メディアの主役は、
「映画」という時代。
現に、著者の同期入社の中には、実相寺昭雄(のちに映画の世界に転身)をはじめ、
映画志向の青年が多く、滑り止めで入った鬱屈感を抱えながらも、テレビドラマの世
界を切り拓いていきます。
著者自身が「修羅場」と呼ぶ厳しい現場、数々の失敗と試行錯誤の日々―細部のエピ
ソードでそれらを描き出す今野の筆力はさすがです。

「電気紙芝居」などと揶揄されながらも、彼らの努力によって映画、ラジオを凌駕し、
長年、日本の娯楽、報道、広告宣伝の王者に君臨してきたテレビというメディア。

それにしても、、、、、、と思うのです。
「最近のテレビはつまらない」との声をよく耳にします。ネットの影響と不況による
スポンサー離れが制作費の削減を招き、低コストで低俗な番組の横行が視聴者離れを
一段と加速させる、そしてそれがスポンサー離れを一層助長する、と言う「構造的」
な負のスパイラルに入ってしまったようです。

私自身が、完全にテレビ離れをしてしまっていて、ネットな日々を送っています。
情報収集、発信にこれほど便利なツールはない、と思っているわけですが、かといっ
て、ネット万能の時代がず〜っと続くのかな、という漠然とした疑問も頭をよぎりま
す。
かつて、映画がテレビに駆逐され、今やネットがテレビに取って替わりつつあるのは
事実だとして、さて、ネットを超える新たなツールが、将来、現れるのか、現れない
のか?

とりあえず、時代の流れに溺れない程度に、身を任せていこうと思います。
<ミニコーナー>
ワシントンにある「ベトナム戦争戦没者慰霊碑」(Vietnam Veterans Memorial)です。
全長75m、高さ3mの花崗岩の壁には、58、249名(2005年現在)の戦没
兵士の名前が、一面に刻まれていて、宗教色はなく、年間300万人の人々が訪れま
す。
イラク戦争での米軍兵士「だけでの」死者が4000名を超え、アフガン紛争も出口
が見えません。新たな慰霊碑が必要とならなければいいのですが、、、、、
(Wikipediaの記事等を参考にしました。)
 
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