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「“ゴルゴ13”も何歳くらいになるのかな~」とマンガ大好きのiさん。
「シリーズが150巻くらいまで出てて、毎年4冊づつ刊行されてますよね。30歳でスナイ
パー業を始めたとして、70歳近く。年金生活でもしてんじゃないですか」
「おいおい、夢をぶち壊すなよっ」自分で提起した話題で、墓穴を掘ったiさんです。
以上、今週も、グレローニュースは、USO800Khzでお送りしました。
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名著の呼び声が高かった「世界文学「食」紀行」(篠田一士 講談社文芸文庫)が20数年ぶり
に復刊されました。
日本文学で描かれる「食」は、総じて淡白。登場人物とか社会背景にリアリティーを与えるため
の、まあ、刺身のつま、みたいな扱いが多いような気がします。
一方、世界文学における「食」の世界は、さすがに広大無辺といっていいのでしょうか、登場人
物の性格とか、社会背景を超えて、個人の思想性、時代精神までをも表現する手段として、実に
効果的に使われることが多い。(以下、同書から一部引用)
「百年の孤独」(ガルシア・マルケス)にすさまじい大食い大会のエピソードが登場する。
大会は4日間にわたり、男女各1名が戦う。
1日目では、タピオカ、ヤマノイモ、焼きバナナなどどっさり出た後で、子牛一頭を平らげるの
だが、勝負は付かず。
4時間ほど眠ったあとは、50個分のオレンジジュースと8リットルのコーヒー、30個の生卵
を飲み、2頭の豚と4箱のシャンペンなどを片付ける。
それだけではない、2羽の七面鳥を焼いたのを一羽ずつ召し上がれ、といわれたとき、この大食
い大会のドラマはクライマックスを迎える、というのだが、、、、、、、
う~ん、虚構といえども、ラテンの世界は、濃厚にして濃密だ。
ギュンター・グラスの「ブリキの太鼓」では、「玉ねぎ地下酒場(ケラー)」が登場する。
ケラーといいながら、ここでは酒は出ない。客の前には、まな板と包丁が並べられ、生の玉ねぎ
が配られる。お客は、好きなように玉ねぎを切り刻むのがご馳走というまことに阿呆らしい話。
「、、、、、、、、その汁がなにを果たしてくれたのか?それは、この世界と世界の悲しみが
果たさなかったことを果たした。すなわち、人間のつぶらな涙を誘いだしたのだ。このとき、一
同は泣いた。ついに、またもや泣いた。、、、、、、、、」(高木研一訳 同書から)
ドイツの悲惨な時代精神を表現するのに、こんな手があったのかと感心するしかありません。
見開き2ページづつに収まった144編のエピソードは、上質にして、深い味わい。すいすいと
飲め(読め)ました。
<ミニコーナー>
テレビ離れしている私が、最近良く見る番組に、「夢の扉~NEXT DOOR~」というのがあります
(TBS系 日曜午後6時半~7時)。
プロがやっても50時間はかかる炭焼きを、5時間で出来る炭焼き窯の開発に取り組む工業高校
の先生と生徒など、世の中に役立つ技術開発を目指す様々な人々の苦闘を図なども入れて丁寧に
描いていきます。
当然の如く立ちはだかる壁をどう乗り越えるか、、、、、、こちらもついつい身を乗り出して、
ああだろう、こうだろうと頭を巡らすのが楽しい。良心的で、知的興奮を呼ぶ良番組です。
番組HPは、http://www.tbs.co.jp/yumetobi/
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