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まず言葉の使い方に慎重になってもらいたい。
まるで「宗門」全体が「暴力主義」に徹していて、
それを「公然たる秘密」としているような物言いは慎む
べきである。
被害者の当然の権利として、「両本山及び地方僧堂を
告訴する具体的な事例が欲しい」という貴殿の主張には
口を挟まないが、「宗門の暴力主義は公然たる秘密」と
言い切ってしまうことへは一言物申したい。
宗門は一昔前の反省を踏まえ、今や本山や地方僧堂で
暴力事件があった場合には、まず行政府である宗務庁へ
の報告義務があり、決してそれらを隠蔽・容認するよう
な組織体制にはなっていないはずだ。
また立法府の機能が僧堂査察を定期的に行っている
現実もある(これが現実的に機能しているか否かの検討
は為されるべきである)。
組織が貴殿の言う「暴力主義」を容認していない以上、
もし不慮の事故・事件が起きた場合には、その組織の管
理責任は問われることがあっても、最終的な責任はあく
までも当事者(加害者)個人の質に帰する問題だと考える。
それが「曹洞宗にもの申す」のコメントにあった「修
行僧(寺院子弟)の人間的な基礎体力が余りにも低すぎ
る」という指摘の意味だろう。
現在の僧堂における暴力事件の有無の問題を、まるで
組織が公然たる秘密としているような言動には慎重に
なってもらいたい。
これは曹洞宗と両本山僧堂の名誉と、今までの組織改
革の努力を無に帰さないためにも明記しておく。
組織の体制が暴力事件を生み出す温床となっている
のではなく、あくまでも一部の修行僧の志の欠如と意識
の低下により生み出される負の事例なのである。
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